電子辞書で動画を再生してみる (エンコード時や再生時の設定も)

電子辞書で動画を再生してみる (エンコード時や再生時の設定も)

SHARPのBrainという電子辞書での動画の再生方法をなんとなく書いてみようと思います。
Wikiに書いてあるんですけど、ソフトウェアのバージョンが違うなどの問題でできなくなっているので、それも含めて書きます。
■必要な物
電子辞書 (SHARPBrain。本記事ではPW-G5200で動作確認)
↑他のでも普通のSHARP Brainだったら動くとは思いますが、一部絶対ダメなのがあり、絶対でなくとも他のだと上手く行かないかもしれません。そこはご了承ください。
マイクロSDカード (2GB以内?)
↑私の電子辞書だと普通に4GB使えました…。機種によって違うようです。こちらのページで確認を行ってください。
↑上から二つ目の「TCPMP easy install kit for "brain" by sharp.」というのをダウンロードしてください。
↑右側の「Files」の下の「Gine-0.1.zip(834) 8.19 KB」からダウンロード。
※ XMedia Recod Ver.2.3.2.0 - 直ダウンロード
↑※バージョンが違うとうまくいかない可能性があります。少なくとも、最新版ではうまくいきませんでした。古いバージョンなので公式ホームページにはもうリンクが張られていないのですが、ファイルはサーバー上に残っていたので直接アクセスします。
■簡単な説明
Wikiに載っていたのと違うとこを重点的に書きます。
TCPMPとGineの導入、マイクロSDカードのフォーマっトはWiki参照。
XMedia Recodの旧バージョンではZIP形式なので解凍して使います。
Wikiのほうでは、画面が暗くならないようにするため、「Task Switcher for SHARP Brain」というソフトを使用していますが、これを使って長時間動画見たりすると電池の減り方がものすごいんでここでは使用しません。
それでなくても電池の減りが速くなるので、充電電池を買っておいた方がいいかもしれません。
動画のエンコード設定
Wikiに「4.それぞれの項目を以下のように設定する」とありますが、これをそのままやったら私の環境ではうまく再生できませんでした。まず、Wikiにある設定をしてから、以下のように変更してください。

形式タブ
音声トラック1 → MP3 (容量を減らすため)
ビデオタブ
フレームレート → 実際やってみて気にならないならできるだけ下げる
キーフレーム間隔 → 1 。容量は馬鹿デカくなりますが、なぜか私の環境だとキーフレーム以外が全部バグって全然見えないので仕方なくこうしました。容量減らしたければ数値を大きくする、もしくはそのままにしてください。
音声トラック1タブ
できたら、サンプルレート・ビットレート・品質・チャンネル等を減らした方が容量は減らせるはずですが、こは好みで。
残りはそのままでもいいし、もっと容量減らしたいのであれば品質などをどんどん減らしちゃってください。

再生時の注意
動画・動画再生ソフトTCPMP、Gineの入れ方はWiki参照。
Wikiには書かれていないのですが、再生するときにいくつか設定をしないとバグります。
この記事では、TCPMPが日本語表示になっているのを前提にお話しします。
ceOpenerというソフトに日本語化プラグインを入れて、ceOpenerを起動してからTCPMPを起動することで、日本語表示になります。ceOpenerの公式ホームページはつぶれていますが、転載されたものがネット上にあるのでほしかったら探してみてください。

TCPMP起動

NETWORKプラグインのエラー (無視してよい)

初期起動画面

左上から2番目の「オプション」クリックして「ビデオ」→「ビデオドライバー」を「GDI」に。(「詳細設定」次第ではそのままでもいけるが、そのままだと電子辞書閉じたときにバグったりもしたんで、変えてから使ったほうが良い。)

初期起動画面

左上から2番目の「オプション」クリックして「詳細設定」

言語設定のページ出る。左上の「詳細設定」クリックして「拡張設定」

↓ ここからは私のカンでやったのでもしかしたら間違ってるかも (汗

「ビデオメモリが遅い場合」にチェック
「少バッファでビデオ再生をスムースに」にチェック (スムース=スムーズ)

左上の「詳細設定」クリックして「プレイヤー」

「自動映像回転」のチェックをはずす。 (これ必要ないかも…orz)

右上の「OK」を押せば完了です
あとはお好みで設定を行ったり動画再生をしてみたりしてください。
ショートカットキーの設定も、詳細設定から行うことができます。
シークバーや音量調整もあります。
それでは動画をお楽しみください。ではでは。