カラオケ | 前回は上手く歌えたのに今日は上手く歌えない! というときの対処メモ

カラオケ | 前回は上手く歌えたのに今日は上手く歌えない! というときの対処メモ

ブログの更新がものスゴい久しぶりになってしまいました (^^;
昔は自分も好奇心旺盛で、なんでもかんでもやってみて、ある程度ブログに書けそうなネタが集まったら記事を投下していたのですが、最近はあまり新しいことに手を出さなくなってしまってたので、なかなかブログに書くネタができず。。。
ですが、最近になって、カラオケで上手く歌えなかった時の対処法が分かってきたので、自分用のメモもかねて書こうと思います (^^
自分が採点勢という事もあって、採点 (DAM の精密採点DX / DX-G) に関することも含みます。

1.前回は気持ちよく歌えたのに、ちゃんと声が出なくなった。苦しい!

前回は気持ちよくしっかり歌えたのに、それが全然思い通りに歌えない!
できたはずのことができなくなると、とてもストレスを感じてしまいます (><
声がちゃんと出ないのは、以下の原因が考えられます。

1.1.呼吸が足りていない

呼吸が足りていないと声がふらつき、しっかりと発声することができません。
朝起きたばっかりでカラオケに来た、ご飯を食べた直後、肺活量がそもそも小さい、などで、呼吸量が足りずに声が出なくなることは良くあります。
カラオケを始める前に深呼吸などをすると良いかもしれません。
また、曲の高いところが連続的に来ると声が出なくなるという現象も、呼吸量が関わってきます。
量が多すぎてもノドに負担がかかるのでダメなのですが、曲のある部分を歌っていて、「あ、こと後に高音域来るな…」という所では、多めにブレス (息継ぎ) をすると良いです。

1.2.ノドの使い方が間違っている

呼吸量を調整しても上手く声が出ないときはノドの使い方が間違っています。こういう時にやたら呼吸量を多くしてもノドに負担をかけるだけなのでよろしくないです。
そもそも「ノドに負担をかける」というのは二種類あると自分は考えていて、一つは、「ノドの筋肉に負担をかける」、もう一つは「ノドの粘膜に負担をかける」ことです。
前者は前者で筋肉を傷めかねないですし、声質を一定に保つことが難しくなります。
後者も明らかにノドを傷めますし、聞いてて声が苦しそうになるので、良くないです。
自分の経験では、ノドの奥はどの音域でも常にハミングと同じ形状を保ち、ノドを絞っているようなイメージを持ちつつも、苦しくないように、お腹から出てきた空気をせき止めずにすべてノドを通過させる。という感じで歌うのが良いです。また、
低音域では多少ノドの形状を崩してもいいから臨機応変にしっかり響かせ、
高音域ではノドの奥を、あまり力まずに形状を固定し、口の形状等を微調整するだけで音程調整、
低音域と高音域の中間では、どちらのやり方の方がより楽にしっかり響くかを試行錯誤。
と言う風に、音域に応じてノドの使い方も意識的に変えるとなお良いです。

1.3.(おまけ) ミドルボイス…?

高い声を出すための「ミドルボイス」ですが、サイトや人によって「ミドルボイス」の定義が異なっていて、誤解を招きかねないので、自分は独自の方法で音域を分けて考えています。
男性の音域で言うと、「mid2E からがミドルボイスだ」と言う人と、「hiA からがミドルボイスだ」と言う人の二手に分かれるようですが、地声っぽい響きをする声でも、3 段階ぐらいに分けた方が良いかもと思っています。
(と言いつつも、自分はまだ高音域が全然でないので、まだ推測段階ですが (^^;

上図は、自分が調べた範囲での、男性の音域の分け方の目安です。

水色は割と普通の地声です。
ただし、① は普段使う音域より低いので、意図的に響くように調節する必要があると思います。
また、② では、本来は水色の他の部分と同じような発声法をするべきなのに、変に高い声を出そうとすると逆に出なくなるゾーンなので、注意が必要です。
黄色は、一部の人が「ミドルボイス」、一部の人が「地声」と呼んでいる領域です。
実際、水色の領域とはちょっと違ったノドの使い方が必要です。
水色の領域ではノドの奥を自由にしていても割と声が出るのに対し、黄色の領域は、ノドの奥をハミングしているのと同じような形状にすることを意識しつつ、ノド奥以外の部分のノドや口の中などを上手く変形して音程を調整します。
ピンク色の部分は正直自分にも良く分からない領域なのですが (^^;
男性歌手でここもミドルボイスで出している人がいるので、裏声じゃなくても理論上出るらしいです。
が、ノドの固定・調整の仕方がもう一段階変わるような気がします。

1.4.(おまけ) ビブラート・ロングトーン

ビブラートには主に二種類あると自分は考えていて、一つは「勝手にかかる感じの浅いビブラート」、もう一つは「意図的にかける深いビブラート」、です。
一般的には前者のビブラートを使用している曲が多いように感じますが、後者のビブラートの方が綺麗なので、なるべく後者のを使用したいです。
声が安定していないときは前者のビブラートになりがちなので、声のチェックや発声練習としても、ビブラートは有効だと思います。
ロングトーンは、声がふらついていると綺麗に響かなくなるので、曲を歌う前に、自分が出せる音域の低音域から高音域まで、まっすぐ伸ばす練習をしたほうが良いです。
特に、今自分が出せる音域の上限ギリギリを、ノドに負担をかけず、しっかり響かせるような調整をすると良いと思います。

2.カラオケの採点機能を使っているが、声がキチンと認識されない!音程がふれる!

こんな状態だと、自分の音程が本当にあっているかも自身がなくなりますし、気持ちよく歌うことができません (><
声がちゃんと入らないのは、以下の原因が考えられます。

2.1.自分の声がしっかり響いていない

意外と自分の声は自分には聞こえないもので、自分がどんな声質か、自分の声がどれくらい響いているかはなかなか分かりません。
自分では声をしっかり出しているつもりでも、実は自分の声自体がちゃんと響いていなくて、マイクに拾ってもらえないだけかもしれません。

前の項目と少し内容が重複しますが、ノドに負担をかけず、聞いていても苦しくなく、かつ声をなるべく大きく共鳴させて響かせるのが良いです。
自分の声がしっかり響いていると、マイク音量が 0 でも、1 ~ 4 人用のカラオケ部屋なら、壁から反射する自分の声が認識できます。

カラオケに慣れていないと、「高音域は響くが、低音域は響かない」「低音域は響くが、高音域は響かない」という状況も多々あります。
高音域と低音域では声の響かせ方が異なるので、声を出す切り替えに慣れていないとこういう状況になります。

2.2.マイクの電池切れ・受信感度が小さい

有線のマイマイクを使用している人には関係ないですが、店のマイクは大体が無線マイクなので、マイク側の問題で声が拾われないことがあります。
電池切れの場合、店のマイクは大抵 2 本置いてあるので、ヒトカラならばもう一本のマイクに変えてみます。
それでもダメなら、店員にマイクを変えてみるように言えば、変えてもらえるかもしれません。
多くのカラオケ屋では、無線マイクの受信感度設定がかなり小さめに設定されています。
おそらく大声を出してもハウリングしないようにするためなのでしょうが、カラオケ屋に来て初めに歌って、しっかりと声が出ないときに受信感度が小さいと、声がしっかり入力されません。
こんなやつがカラオケ本体の近くにあるはずですので、ツマミを真上よりすこし右ぐらいまでもっていきます。
ただし、あまり大きくしすぎると音割れを起こします (^^;

場合によってはカラオケの台に固定されていたり、形状や大きさが全然違うけれど同じ機能を持つ装置が取り付けられている場合もあります。

DAM なら内部つまみ、JOYSOUND なら裏のつまみもいじりたいところですが、初心者は触らないほうが良いでしょう (^^;

2.3.マイクを顔から離しすぎ・近づけすぎ

歌うのに夢中すぎて、マイクを顔から離しすぎて声が入らなくなるということは良くあります。
声が認識されなくなったら、「あ、マイクを離しすぎたかな?」と思って、気持ちマイクを顔に近づけてみましょう。
また、逆に、近づけすぎて認識されなくなることがあります。(おそらく DAM のみ)
正確に言うと、マイクをとても近づけた後にマイクを離すと、最初は入力されていた距離でも声が認識されなくなります。
おそらく、DAM の内部で声を入力する声の大きさの範囲が管理されていて、大きな声を入れれば入れる程、小さい声が認識されなくなるのだと思います。
その範囲は、歌っている間に動的に決められているようなので、一瞬だけマイクを近づける分には良いのですけど、長時間大きな声を入れるのは NG です。

おわりに

色々と書きましたが、自分は独学でカラオケを学んでいるだけなので、間違った情報を含んでいるかもしれません (^^;
でも、できなかったことができるようになってきた、今の自分の考えを残しておくのは、後々大事になるのではないかと思い、書いた次第です。
完全に自分の視点で歌い方を書いてしまいましたが、この記事を見てくださった方々のお役に立てれば幸いです。
それではまたいつか~ (^^
ノシ
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