東方旧作 hoot 導入方法

東方旧作 hoot 導入方法

基本的に「ZUNの音源を再現するスレ@wiki」の「Windows上での再生方法」を参考にしていますが、一部やり方を変えています。
東方旧作の原曲 (BGM) のファイルである、MDRV (MDT)、PMD (M M2 M26 M86)、PMD (MMD) を再生する方法です。

0.hoot 本体

hoot のダウンロードはこちらから。
hoot... - Sound Hardware Emulator」→「プログラムダウンロード」→「hoot本体」

1.ZIP の作成

hoot では、曲データとドライバなどのファイルを1つの ZIP ファイルにまとめる必要があります。
作品ごとに必要なファイルを書いていきます。

a.東方靈異伝 (MDT) の場合

・「MDRV98.COM」
mdrv2 System」からダウンロード
「mdrv9231.lzh」に格納されている
・「mlp_hoot.com」
hoot... - Sound Hardware Emulator」→「データダウンロード」→「MDRV98もの」からダウンロード
「mlp_hoot.zip」に格納されている
・曲データ (MDT)
※怪綺談に含まれているものとは違います

「th01.zip」という名前で ZIP 圧縮ファイルを作成し、その中に上記のファイルを入れてください。

b.東方封魔録 (MMD) の場合

・「MMD.COM」
かぢゃぽんのお部屋」→「自作ツールのお部屋」→「MMD98」
「MMD22G.LZH」に格納されている
・「MMP_HOOT.COM」
黒羽製作所」→「hoot公式xmlメンテナンス」→「各xml等へのリンク」→「フリーソフト系ドライバ」
→「MMD.COM用ドライバ」
「mmp_hoot.zip」に格納されている
・曲データ (MMD)
※怪綺談に含まれているものとは違います

「th02.zip」という名前で ZIP 圧縮ファイルを作成し、その中に上記のファイルを入れてください。

c.東方封魔録、夢時空、幻想郷、怪綺談 (PMD) の場合

・「PMD86.COM」
かぢゃぽんのお部屋」→「自作ツールのお部屋」→「PMD98」
自己展開式なので、エミュレータ等で展開する必要があります。
東方旧作の動かし方 修正版」で、エミュレータの導入方法がわかるので導入し、
エミュ上で「LHA」等で展開 (Windows上でも展開できるみたいですが、いちおう念のため) し、
「PMD48O.COM」を実行してください。すると、展開されたファイルの中に「PMD86.COM」があるので、
それだけ取り出してきます。
・「PMD_98.COM」
黒羽製作所」→「hoot公式xmlメンテナンス」→「各xml等へのリンク」→「フリーソフト系ドライバ」
→「PMD/PMDB2/PMD86/PMDPPZ(E)/PMDIBM/PX用ドライバ」
「pmd_98.zip」に格納されている
・曲データ (PMD)
※怪綺談に含まれているものとは違います

封魔録、夢時空、幻想郷、怪綺談の順にそれぞれ、「th02.zip」「th03.zip」「th04.zip」「th05.zip」
というファイルに入れてください。

※封魔録は MMD、PMD 共用で結構です。

d.東方怪奇談の 5 作品の全曲 (PMD) の場合

・「PMD86.COM」
「c」と同様
・「PMD_98.COM」
「c」と同様
・曲データ (PMD)
怪綺談に含まれているもの

「th05all.zip」というファイルにまとめて入れてください。

2.フォルダの作成

「hoot」のディレクトリ内に「px98」フォルダを作成し、その中に先ほど作った zip ファイルを入れてください。

3.ドラム音の導入

Sound SoftWare DownLoad」→「リズムライブラリ」→「FMPMD」
「ym2608rl_fmpmd.zip」に格納されている 6 つの wav ファイルを、そのまま「hoot」のディレクトリに
入れてください。見栄えが悪いですが、サブディレクトリに入れると効果がないようです。

4.INI の設定

まずは、Wiki の情報に従って、
・「[config]」→「sampling_rate=55466
・「[config]」→「lpf=0
あと、Wiki には載ってないみたいですけど、
・「[config]」→「sort=0
としないと、勝手に曲名・作品名をソートされてしまい、順番がメチャクチャになります。
※MIDI を再生するとき、INI 側で音源の設定をすることもできますが、自分は PC 側のデフォルトの MIDI 音源を変更してやってます。

5.XML の設定

一から作るのは大変なので、とりあえず作ってみたものをアップしました。
OneDrive > 公開 > ツール > 東方project > hoot用 > xml
(もうちょっと修正できそうなので、今後修正したものを上げていきます)
上記のリンクから「thhoot-1.21.zip」をダウンロードし、
「a」「b」「c」の場合は「zun.xml」を、
「d」の場合は「zun2.xml」を解凍し、
「hoot」の「xml」フォルダに入れ、
「hoot」の「hoot.xml」を編集して、
<gamelist>→<childlists>以下に
「a」「b」「c」の場合は「<list>xml/zun.xml</list>
「d」の場合<list>xml/zun.xml</list><list>xml/zun2.xml</list>
の記述を追加してください。
名前順になっているようなので、初期設定であれば、
記述例

(前略)
<!-- ================ Z ================ -->
<list>xml/zeit.xml</list>
<list>xml/zoom.xml</list>
<list>xml/zun.xml</list>
<list>xml/zun2.xml</list>
<list>xml/zyx.xml</list>
</childlists>
<!-- ================ END ================ -->
</gamelist>

のところに追加することになります。

おわりに

あとは hoot を起動し、リストから選択していけば曲を再生できます。
ではまたいつか。

参考

主にこのサイトを参考にしました。そのまま xml を上げてくれてれば、
わざわざ自分が作成する必要なかったのに。
旧作の曲データのファイル名と曲名の対応を調べるのに利用していましたが、
ファイル名が載っているのが靈異伝と封魔録だけだったので、結局自力で
調べる羽目になりました…orz
あと、順番が一部違う?
エミュレータで FreeDOS を導入する方法が乗っているので、それを応用して
「PMD98」の展開に使ったり、そもそもエミュレータで再生しちゃったり…。

「東方旧作 hoot 導入方法」への6件のフィードバック

  1. けるぱにさんこんばんは。
    XMLファイルコッチのホームページに転載していいですか

  2. こんにちは! コメントありがとうございます!
    たいしたものじゃないので、転載してもいいですよ~。

  3. 今更ですが、靈異伝のBGMの再生速度が遅いのですが、どうしてでしょう?解決策はありますか?(調べても出てこなかった)

  4. hootの起動はできるんですけど、ゲーム名(曲名)が全く出てきません。思い当たるところはやはりXMLの記述が上手くいっていないということです。設定の仕方分かる人だれか助けて…

  5. ちなみに聞きたいのは「靈異伝のBGM」の方です。誰か気付いたら助けて下さい。お願いします。

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