詩 | 自分の心を傷つけたその人は

詩 | 自分の心を傷つけたその人は

今日、自分はある人に心を傷つけられました。
自分がとても好きなものを、理由付きで長々と否定されました。
でも、はずかしながら、自分も同じことを他の人にしてしまったことがあるのです。
あぁ、この人も自分も同じなんだな、と思い、その人を許すと同時に、自分は二度とこういうことをしてはならないと固く誓いました。
ニコニコしながら他の人を否定する発言を平気でするような人はまた別ですが、その人はとても辛そうでした。
自分が好きなものを辛そうに否定されるのもこちらとしては嫌な訳ですが、その人はその人でとても辛く、こちらに感情をぶつけなければ気が済まなかったのでしょう。
相手に負の感情をぶつけること、簡単な例では、怒ること。
それは、ほぼ無意味なことだと思うのです。
でも、それを相手に求めるべきではありません。相手は自分ではないのですから。
それと同時に、自分は、怒ってる人に対して怒り返してはならないと思います。
もちろん、理由によっては正当に怒って良い場合もあるでしょう。
しかし、怒ってきた相手に直接起こり返すのは無意味。「怒りのループ」を生むだけ。
もちろん、我慢することが異常なまでに多いなら、具体的に別の対処が必要でしょう。
しかし、それがたまたま怒っただけなら、まっすぐ受け止めてあげましょう。
それが、自分が一番悲しまないための近道――